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戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2021/10/25 (Mon) 21:20:23

前スレ→ ttps://pochikou.bbs.2nt.com/?act=reply&tid=12595739

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2021/10/25 (Mon) 21:34:04

笠原家の家紋にも、退魔的な効果がある―――

というのもありかもしれない。

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2021/10/30 (Sat) 22:52:04

久しぶりにぶち切れのハクエンさん。


「知っておるか? 鬼火というのはな…魂を燃やしきるまで永遠に消えぬのじゃ…。一体貴様の体は、何秒持つじゃろうなぁ…?」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2021/11/02 (Tue) 22:19:16

悪の波動を断ち切る笠原さん。

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2021/11/10 (Wed) 21:50:41

再び戦うことを決意した元女勇者ちゃん

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2021/11/14 (Sun) 21:59:23

追い詰められ、今まで隠してきた勇者の力を開放する元勇者ちゃん。

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2021/12/02 (Thu) 21:43:46

「もうあなたたちにかかわることなんてないと思ってたけど…」

「もうあの頃の私じゃない。勇者でもなければ、罪人でも奴隷でもない――」

「もしこれ以上私の平穏を脅かす気なら―――私もそれ相当の対応をすることになるわ――」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2021/12/04 (Sat) 22:40:44

「口を開くな……薄汚い人間……いや…ゴミどもめ……。何を勘違いしておるのか知らんが……」

「九尾を本気で怒らせて、生きて帰れると思ったか?」

九尾の狐なので本来の姿は当然狐なわけで…。力を開放しようとするほど獣の姿に近づきます。

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2021/12/06 (Mon) 21:50:22

??「最近羅風坐が人間の使い魔になったって聞いたけど、なんだか背も小さくなってほんとに使い魔みたいね」

ハクエン「……相変わらずその減らず口は健在か…」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2021/12/09 (Thu) 22:19:51

???「へぇ~。このニンゲンが羅風坐を主か~」

笠原「うおっ!? な、なんだ!? 気がつかなかったぞ」

ハクエン「こいつは余の幼馴染で狸の妖怪じゃ…。見た目は若い女じゃが年は余と変わらん」

???「妖怪からすれば千年なんてあっという間だもんね~」

笠原(なんだこいつ……ハクエンと対等に話している……。立場を理解できない怪異たちとは違う……。こいつは本当の妖怪らしいな……)

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2021/12/15 (Wed) 22:15:11

ちなみに狸は、狐以上に「人に催眠をかける」ことに特化してるんだよ


私の目を3秒でも見れば…ほら、だんだんと歪んできたでしょ…?




もう手遅れだね。

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2021/12/27 (Mon) 21:32:38

笠原「な……なんだ……?しびれて……動けんっ……!!は、ハクエンっ、ハクエンはどこに…っ?!」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/01/02 (Sun) 23:19:30

ハクエン「……どういうつもりだ。青清狸 桓納妓(せいしんり・かんなぎ)」

セイシン「……ふふっ。あなたのご主人様の力を試させてもらってるのよ」

ハクエン「余の主の力を疑っておるのか…?」

セイシン「ああ、そういうことよ。第一、羅風坐はそもそも私たち4つの神に等しい妖怪たちの1体のはず。そんな妖怪が、ただの人間の使いに成り下がるなんてことがあれば、下級妖怪に示しが付かないじゃない」

ハクエン「……」

セイシン「だから。この人間が羅風坐を従えるに相応しい人間なのか。というよりか、羅風坐に『釣り合う』人間なのかを確かめてみてるってわけ」

ハクエン「……それはお前が判断することじゃないのではないか……?」

セイシン「第三者からの客観的視点が必要なのよ」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/01/04 (Tue) 22:04:56

笠原「ぐぅぅぅぅぅっ…! は、ハクエンっ……ハクエンは…、ぶ、無事か…っ…ぐぅぅぅぅぅうううっ! なんだこの電撃はぁぁっ…ぐぅぅうううう!!!」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/01/05 (Wed) 22:03:17

ハクエン「……これ以上、主にひどいことをするようだったら余も容赦せんぞ……」

セイシン「羅風坐? 忘れたわけじゃないだろうけど、私の妖力は人間に幻覚を見せることが得意なんだよ?私に攻撃を仕掛けたって、主さんの幻覚が治るわけじゃないよ♪」

セイシン「今あなたにできることは、主さんが私の妖力以上の精神力で催眠から抜け出すことを祈るだけだよ♪」

ハクエン「……主を見くびるなよ。ちなみに戻ってきたら、とりあえずぶちのめしてやるからな」

セイシン「それはこわいね~♪」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/01/07 (Fri) 23:41:17

笠原「ぐぅぉぉぉおおおお!!負けてたまるか!!負けてたまるかぁあああああ!!!!」

笠原「私は負けんぞ……!!この程度の痛みに負けてたまるか!! 負けてたまるかぁああああああ!!!」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/01/09 (Sun) 23:03:27

セイシン「……へぇ…すごいね、私の妖術から抜け出した人間なんてここ数百年見てないなぁ」

ハクエン「当たり前だ…! 小道は私の主だ…!! この余、白淵孤 羅風坐の主だぞ…!!」

セイシン「……こんなところで、ハクエンと本気で戦う気なんてないからもう行くけど。これだけは覚えておきなよ」



セイシン「妖怪の秩序を乱した人間を、許してくれる妖怪がそんなにたくさんいるとは思わないことだね…。笠原小道」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/01/13 (Thu) 22:22:31

笠原「……はぁ……はぁ……ダメだ…力が……」

ハクエン「ああ。わかってる。ゆっくり眠るといい」

ハクエン(普通の人間であれば発狂するだろう強い催眠をかけることができるセイシンだ…。きっと主にも発狂寸前の強い力を入れたに違いない…。本当によく無事で帰ってきたな……)

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/01/16 (Sun) 21:59:24

ハクエン「…すまんな、小孝。余ではさすがに主を運べんのでな」

小孝「……また姉貴は無茶したのか…」

ハクエン「そうじゃな…無茶苦茶した。じゃが……そのおかげで平穏が保たれておるんじゃ。特にお主はな」

小孝「……姉貴がいくらでも守ってくれてるっていうのはよくわかるよ」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/01/17 (Mon) 22:26:05

次の日、元気になった笠原小道さんでした。

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/01/20 (Thu) 22:58:00

指一本で真剣を抑えるハクエン。

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/01/22 (Sat) 22:29:06

「キヒヒヒ……いい獲物見つけたぜ…」

カップルに不穏な影。

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/01/23 (Sun) 21:01:18

ザシュッ!!

「ッ!?」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/01/23 (Sun) 21:17:50

「なんだ…てめぇ……」

笠原「無害な人に危害を加えるのは許さんぞ!」

「きさま……俺が誰だかわかってやってんだろうな……」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/01/26 (Wed) 21:49:35

ハクエン「ちょっと待て!緑雅狼坐陽元!」

ザヨウガン「…! お前、まさか羅風坐か?」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/01/26 (Wed) 22:06:04

ザヨウガン「―――なるほどな。それにしても、お前がまさか人間の下に落ち着くとはな」

ハクエン「あぁ。割と楽しいぞ?」

ザヨウガン「それに中々腕が立つようだな、お前の主人は」

ハクエン「余が直々に特訓したやったからな」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/01/29 (Sat) 21:41:56

ザヨウガン「人間…。いや、羅風坐の主よ。俺と勝負しないか?」

ザヨウガン「何、別にお前を捕って食らおうと思ってるわけじゃない。羅風坐が決めた主だ。だからこそ興味がある」

ザヨウガン「お前が人間としてどの程度の格があるやつなのかってな」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/01/30 (Sun) 21:59:04

戦いは熾烈を極めた―――

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/02/01 (Tue) 21:35:54

ザヨウガン「なかなかやるな」

笠原「はぁ……はぁ……!」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/02/02 (Wed) 21:45:15

ザヨウガン「中々の腕だったぞ、人間。俺は強いヤツなら人間だろうが何だろうが仲良くするって決めてるんだ。俺のシマならいつ来てもらってもかまわないぜ」

笠原「そうか。じゃあ私の顔を立てて、無害な人間を襲うのはやめてくれないか? 下手をすると山狩りをされてしまうぞ」

ザヨウガン「―――考えておく」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/02/07 (Mon) 21:38:09

し…師範…。

また師範の腕が上がってる気がするんですが……。

前よりも太刀筋が見えないです…。

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/02/09 (Wed) 22:16:11

「おはよう。朝早くからご苦労だぞ。一緒に道場の門前の掃除しないか?」

「一人じゃ少し退屈していたところなんだ」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/02/09 (Wed) 22:18:00

「たくさん集まったぞ。君のおかげだな」

「まだ稽古まで時間もあるし、中で少しお茶でもしないか?」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/02/10 (Thu) 22:05:48

「一仕事を終えたあとのお茶は旨いな。それに今日は一人じゃなくて退屈しなかった。礼を言うぞ」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/02/11 (Fri) 22:45:16

「太刀筋がかなり洗練されてきているな。私も本気を出さざるを得なかったぞ」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/02/13 (Sun) 22:02:43

「よっ! お前こんなとこに住んでんだな」

「!? 緑雅狼じゃないか!?」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/02/13 (Sun) 22:10:19

「今までに人間という生き物を一目置いたことなどなかったからな。早い話がお前に一目ぼれした。できるだけお前のそばにいてみたいんだ」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/02/16 (Wed) 22:18:11

ザヨウガン「小道~。これからお前の匂いがすごくするぞ」

笠原「ん…まぁ長いこと振ってるからな…」

ザヨウガン「これで殴っていくのか? にしては血の匂いはほとんどしないが…」

笠原「それは武器じゃないからな」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/02/20 (Sun) 22:08:09

気が付くと家に知らない人が増えてる小孝さん

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/02/23 (Wed) 22:03:48

笠原「というか、お前すごく人間の格好に慣れてるな」

ザヨウガン「そうだろう? まぁ『敵を倒す』にはまず『敵を知る』ことが大事だというしな!」

笠原「私よりもずっと現代風なのが少し驚きなくらいだぞ」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/02/26 (Sat) 22:15:01

緑の炎。

それは彼女の同族の恨みから発せられる負のエネルギーの塊。

退魔師笠原さん ヴェルト・ベースボール編 - PPD

2022/02/28 (Mon) 21:49:22

笠原「京都に異能の気配がしたからわざわざ京都まで来たんだが…うむ……。怪異は近いようだが、うまく見つけられないな……」

ザヨウガン「怪異なんてそうすぐに人間が見つかるところにあってたまるかよ。ま、それなりに上手く隠してあるなこの異能は」

笠原「……それもそうなんだが、なぜおまえがいるかってことも私的には驚きだぞ」

ザヨウガン「お前一人だと何かやらかしたときに保険が聞かんだろう?」

笠原「お前がいっちばん面倒ごとを起こしそうな気がするぞ」

ザヨウガン「失礼なやつだ。俺は一時期京を本拠にしてた時期もある。俺にとっては庭だぞ?ここは」

笠原「それは一体何百年前の話をしてるんだって話だぞ…」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/02/28 (Mon) 22:01:21

しかし怪異は突然彼女たちを襲ってきた――――

笠原「こ、ここだったか!!」

ザヨウガン「まずい…!思った以上に強いぞ!」

笠原「ここで封じ込めてや―――」

ザヨウガン「――――!?」


あたりが強烈な光に包まれ、彼女たちは姿を消した。

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/03/01 (Tue) 22:03:12

笠原「――――ここはどこだ…?」

??「むっ!? なんだ貴様…! 何者だ!?」

笠原「なっ、なんだ…!? そちらこそだぞ!!!」



??「エーテルの異常排出の信号をとらえたからこちらへ来てみたはいいものの……貴様らが件の原因か?」

笠原「何を言ってるかさっぱりだぞ!?」

??(和服姿…こやつさては大和国の魔女だな。 となるとやはりエーテル目当てというわけか…)

笠原(なんだなんだ? まさかまたタイムスリップでもしてしまったか? なんだか軍人みたいな恰好をしてるやつに出くわしてしまったぞ…!?)

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/03/03 (Thu) 21:20:47

??「そこの獣人も貴様の仲間か?」

ザヨウガン「じゅ……獣人……?」

笠原「こ、こいつは『獣人』なんてものでは――」

ザヨウガン(なぜか耳と尻尾が引っ込まない。何かおかしいな)


??「まぁいい。ともかく、貴様らは重要参考人になりうるかもしれない。まずはエーテルを止めてから話を聞くとしよう」

笠原「さっきから話がかみ合わないぞ…!」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/03/04 (Fri) 21:35:41

――――――

??「とりあえずエーテルは片づけた。私はカオ・ジーファ。貴様らをエーテルの異常排出の重要参考人として、ウィザードに案内したいと思う」

ザヨウガン「『案内』か。……もしも意味なく危害を加えるようなことがあれば、こちらとしてもただじゃおかない。それだけは忠告しておこう」

笠原「おいおい。着いて行って平気か?」

ザヨウガン「…ここが完全に敵地としか言いようがない以上、まずは情報収集からだろ」

笠原(ザヨウガンはザヨウガンなりに色々考えてるということか…)

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/03/05 (Sat) 09:13:00

――――――

カオ「改めて名乗らせてもらおう。私の名前は『カオ・ジーファ』だ。台湾軍チュモ部隊少尉をしている。君たちの名前は?身分もあれば教えてくれ」

笠原「私は笠原小道。本当にここが台湾だっていうのか?私たちはついさっきまで日本の京都にいたはずだぞ」

ザヨウガン「俺は緑雅狼坐陽元。台湾人のわりには随分日本語が上手いな」

カオ「当たり前だ。大和国の公用語くらい喋れないと軍に入れない。というか日本なんて呼び方、旧文明学の教科書でしか聞いたことが無いぞ」

カオ「ひとまず京都には知り合いもいるし、一度京都に行ってみるのもよいかもしれんな。幸い君たちはすぐに我々に危害を加えようとするタイプの人たちではないようだし。軍機ですぐに移動しよう」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/03/05 (Sat) 21:04:31

ザヨウガン「なぁ小道。今の現状どう思う?」

笠原「…別の世界に来てしまったとしか思えない…」

ザヨウガン「そうだな」

ザヨウガン「さっきのジーファに連れてこられた部屋に世界地図があっただろ?あれに書かれていた名前を見たか?」

笠原「いや遠くて名前までは…。ただ、私たちの世界と同じ形をしていたのは分かったが…」

ザヨウガン「国名がめちゃくちゃだった。日本中国ロシアアメリカ…俺でも知っているような国の名前が1つもない」

笠原「じゃあ今から向かう京都というのも私たちが知っている京都とは違う可能性も高いってことだな」

ザヨウガン「そうだ。だが、どうも京都というのが俺たちでいうところの日本の京都と同じ位置にあるらしい。少し状況が開けてきたような気もする」

笠原(こいつ、すごい観察力だな)

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/03/05 (Sat) 21:29:05

―――――

カオ「ここが京都だ。ひとまず私が先に、京都の魔女団の方へ挨拶に行ってくる。とりあえずここで待機していてくれ」

ザヨウガン「あぁ…わかった」

笠原「こ、ここが本当に京都なのか…?」

ザヨウガン「東京が2周り大きくなったみたいな街だな」

笠原「これだけ頭を見上げているとなんだかふらふらしてくるぞ」

??「ちょーっとお二人さん!!! そこを失礼してもらうよ!!」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/03/05 (Sat) 22:01:41

佐奈川「ここからエーテルがバカみたいにあふれ出てるんだ!」

太田「まかしとき!うちの実力ならこんなもん―――」

笠原「ま、またこのパターン…!?」

ザヨウガン「俺たちをこっちの世界に連れてきた怪異と同じ感じだな! どれ、こいつらに加勢してみるか!!」

佐奈川「あ、あんたら危ないって…!」

ザヨウガン「おらっ!!!」ドガンッ

笠原「私も…! ん…あれ?」スカッ

太田「……何者だ……? 君たち…」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/03/05 (Sat) 22:40:28

太田「あんたらには色々聞かなあかんことができてもうたわ」

佐奈川「そうだな。俺たちの邪魔をし―――じゃない。エーテルを一人で止められるっていったいどこの大魔女なんだってところからだな」

ザヨウガン「魔女だぁ?俺たちは魔女なんてもんじゃねぇ。それより俺たちは台湾軍に連れられてやってきたんだ。お前たちこそ身分を明かしてもらわなきゃな」

太田「なるほど。嘘はついてなさそうや。ええで。うちらは京都魔女団の超常現象対策班や」

佐奈川「最近数十年ぶりにエーテルがよく暴走を起こしてるんだ。だから緊急で調査やってる。見たところお前たちが魔女じゃないってことはすぐに分かったんで、避難してもらおうと思ったんだが…そこの獣人の姉ちゃんにしてやられたってわけ」

笠原(私の力が思ったように発動しない…。ハクエンがこの世界にいないからか…?だとするとマズいぞ…)

ザヨウガン「とりあえず、京都にいる知り合いっていうのに今から会うところだから、お前たちから尋問を受ける時間はないんだ」

太田「ああ。それなら心配いらんよ。台湾のカオ・ジーファなら、うちの知り合いや」

佐奈川「カオとは入れ違いになってしまったみたいだが。まぁとりあえず京都魔女団の施設に入れてやる。話はそれからだ」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - ゆーふぉにうむ

2022/03/05 (Sat) 22:46:51

軍服だから"過去に"タイムスリップかと思ったけど逆に"未来"に飛んだ!?
でも日本から台湾へ移動してる理由が謎だし、文章と地図を見た感じ併合したわけでもない…"並行世界"が濃厚か。

時期的に委縮してるネタがありましたが、落ち着いたら隔離スレの方で投稿するかもしれません。
(京都が県だったり四国が3つに増えたり、日本だけでもカオスになります)

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - ゆーふぉにうむ

2022/03/06 (Sun) 21:34:10

前スレで予告していた赤鬼の別ルート(正史は次スレで進行中)

何者かに封印が解かれて暴走する導入までは同じだが、
琴音やマロゥスではなく居合わせたリースに赤い手が伸びる。

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/03/06 (Sun) 21:38:30

二人は京都魔女団の施設に入ったあと、事務所のようなところで話を進める―――


太田「ほんまにそんなことあるんか?」

佐奈川「エーテルが大和だけではなく台湾など世界で異常排出されてるという現状。目の前にいる二人が『日本から来た』と言っている事実……うーむ…」

笠原「こちらとしても、エーテルなどというエネルギー体など聞いたこともなければ、世界地図を見てもいくらなんでも我々の知っている国々と違いすぎるぞ」

ザヨウガン「魔女だとか大和だとか、俺たちの知ってる世界じゃないってのは明白だな」

太田「だとして、この二人の処遇をどうすればいいかなんてうちらだけで決めてええんか?」

笠原「勝手にそちらの都合だけで決められても困るぞ」

佐奈川「んー…まぁそうだろうな。俺もそう思うよ」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/03/07 (Mon) 21:59:08

高橋「今日は京都に台湾ですか…。全く。前のときもそうでしたが全て対応が後手後手に回ってしまってますね」

高橋「ヴェルト魔女団が総力を挙げて対策に試みるのはよいですが、ちゅ…ジャンドウグゥアンだのポギダだのリェーズヴィエだの……非協力的な魔女団が多すぎますね。あの地方の情報が入らないとなると一向に収拾がつかないというのに…」

高橋「それに先ほど台湾で起きたエーテル排出の数値はかなり異常ですね。ちょっと調べさせてもらいましょうか」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/03/08 (Tue) 21:41:33

太田「おっと、内線だ…。はい。こちら警務一課太田。はい…えっ…は、はい…。あぁそれでしたら……ええ…はい……かしこまりました」

佐奈川「なんだ…?」

太田「えっと、笠原さんと~ザヨウガンさんやったっけ? 悪いんやけど、付き合ってくれん?」

笠原「…? 次はどこに行くんだ……」

太田「首相官邸や」

笠原「……はぁ!!?」

佐奈川「首相官邸って…なんだ物騒な話になってきたな」

太田「ほんまやで。だいぶ話が大きくなっとるな。あんたら覚悟した方がええで」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/03/11 (Fri) 22:02:33

笠原「ここが首相官邸か…?」

ザヨウガン「思いっきり京都の中じゃないか」

太田「そりゃ大和国の首都は京都なんやから当たり前やろ。ここは旧文明の中世のころからあったんやぞ」

笠原「それより、ここに入っていいのか?」


高橋「その必要はありません。私が直々にお迎えに上がりました」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/03/11 (Fri) 22:30:46

高橋「名乗り遅れました。私は大和国の首相を務めております、高橋千江といいます。『あなたたちの世界』でもごく一般的な名前かと思うんですがどうでしょう?」

笠原「やっぱりここは、大和国っていう私たちとは違う世界の日本なのか」

高橋「そうですね…。私たちはニッポンという国をエーテルの向こう側から観測したことはあるのですが。少しあなたたちとは違う歴史をたどったと考えるとよいかもしれないですね」

ザヨウガン「――俺たちが異世界の人間だとわかっていて、なおかつ『総大将』が出てきたんだ。目的はなんだ…?」

高橋「私は総大将じゃないですよ。ニッポンは我々の世界よりも幾分か平和だと観測したのですが、思いのほか血の気が多い方もいらっしゃるんですね。ちなみにですが、私たちはあなたたちと戦争をしたいわけじゃないんです。それよりもむしろ『困っている』ので『助けてほしい』くらいです」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/03/11 (Fri) 22:54:29

高橋「立ち話もなんでしょうから、まずは客室にご案内いたします。あなたたちの世界から採取した『コーヒー』という飲み物もありますよ。飲まれますか?」

笠原「いや、飲み物はいい。それよりも先ほどの『助けてほしい』とはどういう意味か教えてほしいぞ。私たちがこっちの世界に来てしまったことと関係があるのか?」

高橋「うーん…。何から話をすればいいでしょうかね。とりあえずあなたたちは、エーテルという物質を知らないようですから、そこから話をした方がいいかもしれませんね」

ザヨウガン「―――長い話は俺はパスだ。さっさと要件を―――」

高橋「そういえば。あなたは狼の獣人ですね。確かニッポンには獣人という種族はいないと観測したはずなのですが……」

ザヨウガン「俺は獣人なんていうもんじゃない。俺は狼の大妖怪だ。狼だってそもそも人間が全て絶滅させてしまったんだ。この世界ではどうか知らんが」

高橋「……陛下がいらっしゃいます。あなたは彼女にお会いした方がいいかもしれませんね」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/03/12 (Sat) 23:02:49

禍津日「――千江。今日はやけに肌がピリピリとしておる。エーテルがなんだか不穏な動きをしておるようだが――。おっと、客人か…?」

高橋「陛下。実は今あなたを迎えに伺おうとしていたところでした。あなたが今話していたことと深い関係のある2人です」

笠原・ザヨウガン(こっちが本当の総大将か…! なんて威圧感だ…)

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/03/12 (Sat) 23:35:52

―――――

笠原「改めると、エーテルというのがどうやら私たちがこの世界に来たことと関係があるということでいいんだな?」

高橋「はい。間違いないと思われます。最近こちらの世界ではエーテルの異常排出が観測されていて世界規模の問題となっています。そしてそのエーテルの排出の元をたどるとあなたたちの世界にたどり着くのです」

ザヨウガン「なんだそれ。俺たちの世界にもエーテルなんてものがあるっていうのかよ」

禍津日「知られていないのも無理はない。だが我々は秘密裏に魔女団を派遣して、其方らの世界でエーテルを回収してきていた。だが、こちらの世界でそのエーテルがなぜか暴走しているのだ」

笠原「……本来であれば信じることなんて絶対できないが、今おかれている現状、それを信じるしかなさそうだ。私たちとしては元に戻る方法だけ知ることができればそれでいい。こっちの世界のことに干渉しようとは思っていない」

禍津日「そういってもらえるとありがたいところだ」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/03/14 (Mon) 21:58:57

ザヨウガン「……話は変わるが、お前も狐とか狼とか獣系の生き物なのか? なんだか親しみを感じる見た目だぞ」

禍津日「我は大和国天皇『禍津日 和泉』だ。狼の獣人だが大和国の国家元首だ」

ザヨウガン「この世界にはお前みたいな獣人ってのがたくさんいるのか? 狼とかも」

禍津日「そうだな。確かに我以外にも獣人というのはたくさんいる。この世界では珍しいものではない」

ザヨウガン(…………)

笠原「……坐陽元」

ザヨウガン「……大丈夫さ。俺の知らない世界には、まだまだ狼がたくさんいるって知れたんだ。むしろうれしいくらいさ」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/03/15 (Tue) 22:13:53

ザヨウガン「俺たちは元の世界に帰る。小道もそのつもりだろう?」

笠原「当たり前だ。小孝やハクエンも待ってるからな」

高橋「わかりました。もとに戻るためには、エーテルを観測する必要があります……ですが……」

笠原「何か問題があるんですか?」

高橋「あなたたちは京都で発生した怪異―――エーテルを受けて我が国の台湾に現れました。つまり、こちらの世界とあなたたちの世界では位置がずれている可能性が高いのです」

笠原「何も考えずにこちら側のエーテルから帰ってみたら、何もない海の上という可能性もあるかもしれないということか…」

高橋「そういうことです。なのでもう一つの方法…。自らエーテルを排出して、位置を把握してから帰る方法の方が確実です」

笠原「エーテルは自分で排出もできるのか?」

高橋「はい。そのためには莫大なエネルギーを発生させる必要があります。色々複雑な事情が重なっているのですが、おそらくあなたたちの世界でもよく知る方法で帰ることができると思います」

笠原「!? そ、それはなんですか…!?」

高橋「……驚かないで下さい。 野球をするのです―――」

笠原「や、野球!!?」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/03/15 (Tue) 22:36:40

禍津日「千江、もう少し詳しい説明を頼む」

高橋「はい。実は我々の世界ではエーテルを管理しているのです。その人たちの主な仕事はエーテルの安定化と、エネルギーとしての供給です。しかし先程も申しました通り、最近はギルドでも手に負えないほど暴走を始めています」

笠原「なんだ?だったらエーテルを使うのなんて危ないんじゃ…?」

高橋「局地を安定化させるだけなら魔女団以上の者であれば可能です。そして今回は単純にエーテルを排出させるのではなく、笠原さんたちの世界と通じるエーテルを作る必要があります。そのためには笠原さんの世界で思い入れの深いものが必要です」

笠原「なるほど…。だから『野球』を……」

高橋「はい。あなたたちの世界の『野球』という要素。そして『安定したエーテル』というもう一つの要素。これらをもって初めて、あなたたちが元の世界に帰れる可能性が『半分』くらいです」

笠原「それでもまだ半分なのか?」

高橋「あとは危険性だけです。誤って『境界』に入ってしまうことのないように注意してもらえれば。そうしてようやくあなたたちの世界に帰る扉が開かれると言っていいでしょう」

笠原「なるほど……。かなり大変だが、やることが野球だというのなら私は真摯に取り組ませてもらうぞ」

高橋「メンバーはこちらで手配します。あなたは精一杯野球をしてください。それだけでいいんです」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/03/16 (Wed) 22:03:58

禍津日「ふう…。本当にここまでしなければならない連中だったのか…?確かに異常事態に対して場慣れしている感はあったが……」

高橋「はい。異世界ギルドと魔女団が同時に『エーテルの暴走』についての危険性を訴えてきたなんて、革命以降初めてのことですから」

禍津日「確かにエーテルの不安定供給は重要な懸念事項だが……。異世界ギルドの連中はなぁ――」

高橋「はい、裏会員の話でしたらいつも通り無視安定でしたね。ですが今回は――というよりは『あの世界が』厄介ごとの要因ですからね」

禍津日「『あの世界』につながったことが暴走の要因で、それが『野球』のせいだっていうのだからな。旧文明の娯楽がまさかエーテル革命へ干渉してくるなど。我々が全力を持って阻止してやる」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/03/19 (Sat) 21:41:42

次の日―――とある場所に連れてこられた二人。

笠原「ここは……甲子園球場じゃないか…!」

高橋「旧文明の跡地です。いくら旧文明とはいえ我らのルーツとなる文化のためいくつかは残しているのですが、これはその一つです」

ザヨウガン「古い建物だけど、しっかりと残されてるって感じだな」

笠原「…私にとっては懐かしの場所だ――」

高橋「ここで1試合、野球をしてもらいます。そしてあなたたちの世界につながるエーテルを作り出すこと。それがこの試合の目的になります」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/03/21 (Mon) 21:45:26

??「お、異界人とは珍しいな」

笠原「な、なんだ…?」

??「野球をやるんだって?俺らが相手になるよ」

笠原「お前たちが野球をするのか…?」

トラ子「おう、俺は渡瀬トラ子。野球は……まぁやったことあるかな?むしろ、あんたらがここの野球に『堪えれられるか』どうかだな」


※※※
ここは戦う少女スレですので野球をするわけにはいかないので、新スレとして「退魔師笠原さん ヴェルト・ベースボール」というタイトルのスレを新しく建てたいと思います。

退魔師笠原さん ヴェルト・ベースボール【完】 - PPD

2022/04/10 (Sun) 22:29:23

笠原「―――――うぅ………。こ、ここは……?」

ザヨウガン「―――――ぅぁ……」

笠原「こ……この場所……! お、おい!ザヨウガン!!」

ザヨウガン「ぅう……あれ…小道……。ここは……?」

笠原「え、エーテルに飲まれる前のところだよ!ここは!」

ザヨウガン「ってことは、か、帰ってきたのか……?」


笠原「あぁ……帰ってきたんだ……。私たちは……」


彼女が握っていた粉々に折れたバット。それが、彼女たちが「あの世界」にいた確実な証拠だった。

笠原の野球の活躍によって、ヴェルトの世界から戻ってこれたのだった――――

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/04/11 (Mon) 22:06:26

笠原小道新奥義「瞑想居合」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/04/12 (Tue) 22:23:05

久々のハクエンさん。

大妖怪の狐火は中々消えない。

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/04/13 (Wed) 22:00:37

自らの手を汚さず、あらゆる手段を使って目的を達成させる系大妖怪カンナギ。

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/04/14 (Thu) 21:56:20

私の拳銃は、私の妖力を込めて放つモノよ。

だから実弾は入っていないし、何なら妖力によって構成されてるから他者には見えないわ。

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/04/19 (Tue) 21:46:50

笠原流退魔砲!!

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/04/24 (Sun) 21:43:11

タヌキはヒトに幻を見せ、全てを奪いつくすと呼ばれている。

飄々としていて老獪な人を「タヌキ○○」と表現することもあり、某ネコ型の未来から来たロボットも狸扱いにはご立腹。

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/04/29 (Fri) 21:51:42

小道「は…母上随分と派手な格好ですね…?!」

小向「まぁまぁ。こんな格好の方が、バケモノ相手にしやすいのよ♪」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/04/30 (Sat) 22:17:40

剣と銃のつばぜり合い。

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/05/05 (Thu) 20:41:22

190キロのストレートを打った私と野球対決するのか?

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/05/08 (Sun) 20:38:24

カンナギ「ぐぅあああああっ!!?」

カンナギ「な……なんで……」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/05/09 (Mon) 20:45:40

カンナギ「わ……私のことは良いから……さっさと逃げるのよ……」

カンナギ(はぁ……はぁ……忌み子を匿って早半年……まさか人間どもがこんな山奥にまでかけてくるなんて思わなかったけど……)

カンナギ(あの子は……忌むべき人なんかじゃない……。誰にでも優しくて親切で……心暖かい……まるで……私たち妖怪とは正反対にいるような……)

カンナギ(お願い……死なないで……。誰にも見つからない、山奥に逃げて……)

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/05/10 (Tue) 21:17:30

カンナギ「もう―――手加減などしてやる必要もないな……?」

カンナギ「人間はクズだ……。あんたたちクズに、我々が虐げられる道理などない。消え失せろ!!」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/05/15 (Sun) 19:26:11

カンナギ「ただいたぶるだけじゃない……。あの忌み子が―――いや、あの忌み子の親、先祖が受けた苦しみ以上のものを味わわせてやる」


カンナギ「全部自分が蒔いた種だ―――貴様らはあのときのあの子たちの悲鳴にも、嗤いながら応えてやらなかったんだからな―――」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/05/17 (Tue) 21:47:44

小道「お……お腹が丸見えで……恥ずかしいです母上」

小向「何よー!若い娘なんだからこれくらい肌を見せたって減りやしないわよ!!」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/05/19 (Thu) 21:32:07

戦いの間のひと時。

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/05/21 (Sat) 21:46:38

小道「久しぶりですね、母上」

小向「小道~!元気にしてた~? 実はちょっと用事があって戻ってきたのよ」

小道「用事ですか…?」

小向「そう! 納屋の掃除をしたいのよ。手伝ってくれないかしら…?」

小道「はぁ……。いいですけど」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/05/21 (Sat) 22:24:41

小道「母上。納屋の奥の方に何だか怪しげなものが……」

小向「……あ~……これは……なんだろう?」

小道「なんだか物騒な気配を感じます」

小向「ちょっとハクエン辺りにでも確認をしてきたら?」

小道「……あいつなら何かわかるかもですね」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/05/22 (Sun) 20:17:15

ハクエン「……主……何を持ってきた?」

小道「あぁ……。納屋の奥に転がってたんだ。日本人形なんてうちにあったんだなと思って」

ハクエン「……主…その納屋を最後に開けたのはいつだ?」

小道「そうだなぁ…? 私が子供のときにかくれんぼに使って怒られたりしたくらいだから…相当前だな」




ハクエン「そんなところに置かれた人形がなんで『埃1つついていない』んだ?」

小道「え…」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/05/23 (Mon) 21:51:07

ハクエン「こいつには何かが憑いてるんだろう」

ハクエン「出てこい。悪霊なのか地縛霊なのか知らんが、さっさと成仏しろ、お前は相手が悪かった」



人形「……ガガガッ……ジジジジッ……」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/05/26 (Thu) 22:21:34

な……なんだこいつ……

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD URL

2022/05/29 (Sun) 20:16:06

小道「なんだ……?ゆ、幽霊……にしては敵意がないというか……なんだか親近感が湧くというか……」

小弥「当たり前だ。私は笠原小弥。慶長2年生まれの笠原宗家二女、由緒正しき笠原家退魔師だぞ」



小道(悪い気は確かに感じないが……。退魔師が幽霊になんてなるものなのか?)

ハクエン「小弥か……聞いたことがあったような……なかったような……」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/05/29 (Sun) 20:34:51

ハクエン「おぉ!思い出したぞ! 確か姉の退魔師の横で腰巾着のようにしてぶるぶる腰を振るわせて刀を構えておったやつ!!」

小弥「ちょ!? な!!!?////」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/05/29 (Sun) 20:44:55

ハクエン「こやつの姉がめっぽう強くてな。余も久しぶりにほぼ全力を出して戦ったんじゃが…。隣にいたこいつは…w」

小弥「そ……そ……それ以上言うなー!!!!////」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/05/31 (Tue) 21:23:17

小弥「それにしても、白淵狐と笠原家がなぜ同じ家にいる?」

小弥「そもそもなぜこんなに小さくなっている?こいつはもう数千年生きたバケモノのはずだろう?」

小弥「第一、なぜ私を今更起こした?」



小道「何から説明すればいいやらだな」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/05/31 (Tue) 21:50:52

小道「―――というわけで、今はもうハクエンは悪さはしない。それにすでに今では私が保護者みたいなものだな」

小弥「し……信じられない……。私の姉上でさえ、命を張って民を守ったというのに――――」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/06/01 (Wed) 20:58:45

ハクエン「今なら姿だけならこの姿に戻ることもできるぞ…?」


小弥「ゲッ…!!!」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/06/05 (Sun) 21:38:24

小弥(……まさか白淵狐をこのように囲い込むことができるなんてな……。姉がこの様子を見たらどう思うんだろうな……)


小弥(……まぁ。私たちの子孫が未だに争いばかりしている方が悲しいしな……。これはこれでよかったのかもな……)

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/06/12 (Sun) 20:40:55

割と最近は剣術も様になってきていて、「乱世に頃に生まれていれば、一国では名の知れた剣豪くらいにはなれたかもしれんな」とハクエンに言われるまでになった。

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/06/13 (Mon) 21:52:00

世の中にはいろんな戦い方があると知った小道。

小道「日本の侍には無い『絶対に勝つ』ために手段を択ばないという精神は、見習うべきところがあったな」

ハクエン「主の相手は基本的に怪異だから物理的な攻撃は効かんぞ…?」

小道「ふっふっふ…まぁ見てろよ」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/06/13 (Mon) 22:16:34

小道「本来日本刀をこんな振り方をするのは、笠原流としても剣術使いとしても、ましてや退魔師としてもご法度ではあるのだが―――」

小道「この『怨念が溜まり、人々に不幸をもたらすことになった岩を砕く』のにわざわざ退魔の力で封印をする必要もない」


小道「この渾身の一撃で…!! 砕き割ってやる……!!!!」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/06/13 (Mon) 22:33:56

小道「はぁ……はぁ……。怨念も小さくなっただろう……?」

ハクエン「……あぁ。確かに厄介な怨念が含まれているから、それなりの妖力が必要なうえ、封印が破られる可能性もあるとは言ったが……」


ハクエン「無理やり岩を砕いて、念の拠り所を無くしてしまう方法なぞ、退魔師のやり口としては聞いたこともないな」

小道「厄介な怨念も、こうも圧倒的な物理技にはどうしようもなかったみたいだな」

Re: 戦う少女スレ 第5戦 - PPD

2022/06/14 (Tue) 21:54:50

笠原さんたちの日常が独立しました
ttps://pochikou.bbs.2nt.com/?act=reply&tid=13285321

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